ubuntu 22.04 リモートデスクトップが動かない!
Ubuntu 22.04 では今までのX11(表示はtyy)に変わり新しいウィンドウシステム「Wayland」が採用されましたが、このWaylandは初期設定でスクリーンシャアリング(リモートデスクトップ)が使えない様になっています。
設定>共有>リモートデスクトップ(D)>オン
が選択されていてもリモートデスクトップが機能しないのはこの為です。将来、設定WaylandスクリーンシャアリングOn /OffがコントロールできるようになるかWaylandの初期設定がOnにならない限り、この問題は解消しないかもしれません。
そこでこWaylandを21.04以前ウィンドウシステムX11に戻せリモートデスクトップが使えるようになります。
先ず、以下のターミナルコマンドで確認して
echo $XDG_SESSION_TYPE
"wayland"
と表示されれば、Waylandが動いていることがわかります。その場合waylandを停止するために、ディスプレーマネジャgdm3の初期設定ファイルを変更します。
sudo nano /etc/gdm3/custom.conf
この設定ファイルの以下の行をアンコメント(#をとる)して下さい。
WaylandEnable=false
セーブ後リブートして、もう一度ターミナルコマンドで確認すると、
echo $XDG_SESSION_TYPE
tty (x11)
と表示されるはずです。以後、設定通りにリモートデスクトップが使えるようになります。
echo $XDG_SESSION_TYPE